なぜアコースティックギター専門店を開業したのか

なぜアコースティックギター専門店を開業したのか

Sincere Guitars(シンシアギターズ)のテツヤです。
来年2月から脱サラして、ビンテージ・中古のアコースティックギター専門店を開業することになりました。
前職は某大学の事務職員を32年間やっていたため、異業種でのチャレンジとなります。

 

私の出身は埼玉県秩父市です。
中学生からギターを始め、文化祭やライブハウスでのバンド活動を高校を卒業するまで地元で続けました。
当時は、時間があると夢中でギターを弾いていた記憶があります。
上達することが楽しく、辛いと思ったことはなかったです。

高校生の当時使っていたギターは「Greco SA700 Fujigen サンバースト」で、セミアコで「ブラックキャッツ」や「ブルーハーツ」のコピーをやっていました。そのギターは今でも持っています。

 

それから、上京、就職、結婚、子育て、趣味のバイクやカラテなどを経験し、30年の時が経過したあるとき気が付くとお茶の水のギターショップでアコギを買っていました。
その時に買ったのは Lowden という北アイルランドのギターでした。
高級ギターですのですぐには買うことができず、だいぶ悩んでから分割払いで買いました。

自宅に持ち帰って、昔、夢中で弾いていたブルーハーツの曲「too much pain」を弾いたときには、あまりのいい音といい匂いと心地よい振動が心まで揺さぶり、感動で体が震えたことを今でも覚えています。
今思うとその曲のコード並びは「カノン進行」でした。

こうしてギターに呼ばれたのでした。

 

それからは体が勝手に動いていきました。
自分の頭の声は「やめておけ、今の収入は魅力だし安定している」と何度も止められましたが、体がどんどん動き出して言うことをきいてくれず、職場に退職したいと申し出ていました。
これまでずっとぼやっとしていた「自分が本当に好きなこと」に気がついたのでした。

頭に反して心と体が動くときは恐怖を伴うが爆発的に人生の変化が起こると聞いています。

「もっと好きなことをやっておけばよかった」と人生を終えるのはつまらないので、これからは楽しさに真っ直ぐ向かって行こうと思っています。

これから起こることがとても楽しみです。

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。