2025年4月27日
エリック・クラプトン武道館ライブ、8回公演の最終日に行きました。
正直、ここまで感動するとは思っていませんでした。
恥ずかしながら、この日が私にとって初めてのクラプトンライブでした。
昨年2月にギターショップを始めて以来、音楽を毎日聴くようになり、気づけば1年が経っていました。
なかでもクラプトンの曲は、よく聴いていたと思います。
そんな折、クロサワ楽器主催「Martin Guitar presents. エリック・クラプトン来日公演」の情報が耳に入りました。
チケット代は25,000円。興味はあるけれど、正直「高いな…」と迷っているうちに、4月中旬になっていました。
幸い、追加公演があり、チケットもまだ残っていました。
「行けるなら行っておこう」と思い、意を決して購入。
自分でライブチケットを予約するのは、2006年のザ・クロマニヨンズ川崎クラブチッタ公演以来でした。
自宅最寄りの「聖蹟桜ヶ丘駅」から武道館最寄りの「九段下駅」までは、京王線と京王新線を乗り継いで約50分。
ライブ当日は、早めに武道館へ向かいました。
グッズも買いたかったのですが、到着時にはほぼ売り切れ状態。
開演まで1時間あり、会場に入り、2階南西D列の席に着きました。
2階席はけっこうな高さで、「柵から落ちたらどうしよう」と思いながら、ステージセットや座席の様子、パンフレットなどを見ながら、ワクワクしていました。
ステージの上空には大型ディスプレイが6枚、設置されていました。
事前にお客様から「2階席でも楽しめる演出だよ」と聞いていました。
そして、いよいよライブがスタート。
クラプトンのギターは、かっこいい。
「この人はギターと共に生きてきたんだな」と、素直に感じました。
クラプトンのことを詳しく知らない私でも、彼の立ち姿、表情、演奏からオーラのようなものが伝わってきました。
バンドメンバーの演奏・コーラスも、めちゃいいです。
気づけば心が揺さぶられ、自然と涙が溢れてきました。
涙を目から鼻から垂らしながら、ただただ演奏に引き込まれていました。
「こんなギターが弾けたら、かっこいいな」
心から、そう思いました。
やはり、体験しないとわからないことは、まだまだたくさんあるのだと改めて実感しました。
帰り道、ぼんやりと頭の中で独り言をつぶやきながら、気づけば聖蹟桜ヶ丘駅に到着。
馴染みの居酒屋でひとり直会(なおらい)をして、上機嫌でバスに揺られながら帰宅しました。
クラプトンに心を揺さぶられた、忘れられない夜になりました。
