Gibson J-200 Deluxe Rosewood 1995年製

Gibson J-200は、ギブソンを代表するジャンボ・アコースティックギターで、「キング・オブ・フラットトップ」とも称される名器です。
本モデルは、当時のマスター・ルシアー レン・ファーガソン氏が手がけた希少な一本です。
J-200の華やかで力強いサウンドに加え、ローズウッド・サイド＆バックによる奥行きのある響きが特徴です。

オール・ラッカー塗装でトップには厳選されたシトカ・スプルース、サイド＆バックには美しい木目を持つローズウッドを使用しています。
ネックは虎目のメイプル３Pで、指板＆ブリッジにはエボニーを採用（通常のJ-200はローズウッド）。

サウンドは、J-200ならではの煌びやかさとふくよかな音量に加え、ローズウッド特有の豊かな低音と伸びのある高音が魅力。
指弾きでもストロークでも、表現力豊かな音色を奏でます。

ナット幅は実測 約44.0mm、スケールは約647mm。
ネック形状はやや薄めで、手に馴染みやすい仕様です。
ペグにはゴールドのグローバー・インペリアル・ペグを採用し、ヘッドやポジション・マークにはクラウン・インレイ装飾。
ロゼッタ、パーフリング、ブリッジにはアバロン・インレイ装飾。
高級感のあるルックスが魅力です。

レン・ファーガソンが監修した本モデルは、優れたクラフトマンシップと極上の材が融合した逸品。
ギブソン・アコースティックの魅力を存分に味わえるギターです。

コンディションはサイド右上部に1箇所打痕傷があります。そのほかにも小傷が複数ありますが、それほど目立つものではないと思います。
塗装のウエザー・チェックが全体的にありますが、それがかえって貫禄を醸し出しています。
詳細はお問い合わせください。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート。
現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5ｍｍ、1弦側1.75ｍｍ程度と弾き易いセッティングです。
サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。
フレットは一番減っている箇所でも9.5割以上の高さがあります。
ピックアップの取り付けあともありません。
ネックヒール側のストラップピンは後付けされています。

J-200はエルヴィス・プレスリー、ボブ・ディラン、ノエル・ギャラガーなど、多くの著名なミュージシャンに愛用されてきました。
その華やかで存在感のあるルックスとパワフルなサウンドは、あらゆる場所で活躍する一本になると思います。

所有したいと思わせる特別モデルであり、実際に弾いてみると、そのサウンドと弾きやすさで、更に満足度が向上します。

Gibsonアコースティック・ギターのフラッグシップ・モデルであり、特別な仕様。市場に出るのは稀であり、価値は上がる一方ではないでしょうか。

コンディション：3+[EX]：年代相応で標準的な状態
トップ：ソリッド・シトカ・スプルース
サイド＆バック：ソリッド・インディアン・ローズウッド
ネック：メイプル３P（虎目）
指板＆ブリッジ：エボニー
ナット幅：実測 約44.0mm
スケール：約647mm
ブレーシング：スキャロップド・Xブレーシング
ペグ：グローバー・インペルアル・ゴールド
付属品：オリジナル・ハードケース