Gibson 1962 J-45 1996年製

人気のある旧代理店時代の1962 J-45です。
ギブソンらしく軽快に良く鳴ります。

多くのミュージシャンが使用しているJ-45ですが、このギターはギブソンの日本での旧代理店を務めていた山野楽器さんが日本向けにのみオーダしたモデルになります。
ワン・リング＆ラージ・ガードの人気のある仕様で、2006年で生産終了となっています。

TOP：シトカ・スプルース、SIDE&BACK：マホガニー、NECK：マホガニー、指板＆ブリッジ：ローズウッド、スキャロップ・ブレーシング、実測44.0ｍｍナット、24.75インチ・スケールの16インチ・ラウンド・ショルダー、ペグ：プラ・ツマミ・クルーソン・タイプ、ワン・リング＆ラージ・ガード。

ネックは薄くもなく気持ち肉厚気味な、みなさんが弾き易いかまぼこネックです。

サウンドは気持ちのよいギブソンの音です。
力強く軽快に鳴ってくれます。
ストレート・サドルによりサステインが豊かで、迫力ある低音と豊かで深みのある中高音。あたたかみもあります。抜けやバランスも良く、薄いラッカー塗装の乾いたパワフルでザクザクとしたサウンドが魅力です。

コンディションはキズや使用感、経年感がありますが、弾く為の楽器としてのコンディションは良いです。

信頼のおけるリペアマンにより点検済みで、ボディー・バック・下部センター木部にクラックがあり修復済みです。

ヘッドロゴ下に塗装剥げがあったため、修復済みです。
そのほかは、トップ左上部にピック傷、トップやサイドに数箇所の浅い打痕、ボディ全体にはウェザーチェック広がっています。
この個体に興味を持たれる方には、逆に好まれる渋みを醸し出していると思います。

ネックは綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.4ｍｍ、1弦側1.75ｍｍ程度ととても弾き易い状態です。
サドルにはもうあまり余裕はありませんが、弾きやすいセッティングなので問題ないと思います。

フレットはローフレットに少し減りがありますが、一番減っているところでもオリジナルの7-8割程度の高さが残っています。

ビンテージにこだわらずにJ-45をお探しの方にはおすすめできる人気のモデルです。

オリジナル・ハード・ケースが付属します。