GIBSON　Country Western　1969年製

カントリー&ウエスタンの69年製ビンテージです。
レギュラー・ネックでパワフルなアジャスタブル・サウンド。

カントリー・ウエスタンはサザン・ジャンボのナチュラル・フィニッシュ・バージョンとして1954年からオプションでの生産が始まります。
その後、55年からカントリー・ウエスタン・ジャンボと言うモデル名でサザン・ジャンボとは別モデルとしてレギュラー生産されるようになりました。
1962年にはサザン・ジャンボ同様ラウンド・ショルダーからスクウェア・ショルダーへと仕様変更されます。
こちらのC&Wは、シェリル・クロウの使用でスクウェア・ショルダーの方がイメージとして残っているところです。

ヘッド・ロゴ周辺に少し汚い修理跡がある為、少しお安いご提供となります。

トップはスプルース、サイド・バックはマホガニー、ネックはマホガニー3ピースネック、ハカランダ指板＆ブリッジ、タスク製Adj.サドル（リプレイス）、実測42.7ｍｍナット、24.75インチ・スケールの16インチ・スクウェア・ショルダー・ボディー。

3ピース・ネックのレギュラー・グリップ、ブリッジのパール・ドット無しの69年後半の仕様。

サウンドは低音が響くパワフルなアジャスタブル・サウンド。
ネックがレギュラーに戻った後の個体もあると思いますが、全体的に重量が重めで、その分低音が気持ちよく出てくる印象です。

ギブソンらしいデカいサウンドに、アジャスタブル・ブリッジならではの艶のある音が絡み、気持ちよく響かせます。
指弾きでは反応が良く適度なサスティーンを伴った艶やかなサウンドが得られます。

楽器のコンディションは、全体的には年式の割にキズは少なく、まずまずの美品コンディションですが、ヘッド・ロゴとクラウン・インレイ周りにあまり綺麗とは言えない修理跡があります。
この部分はあえて手を加えずにそのままにしています。

その他は、全体的にビンテージらしいウェザーチェックが入り、小キズもそこここにありますが、全体的に見れば69年製ビンテージとしてはまずまず綺麗な部類に入るコンディションだと思います。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5ｍｍ、1弦側2.0ｍｍ程度にセッティングしていますが、アジャスタブル・サドルはまだ上下どちらにも可動しますので、お好みの弦高にセッティング可能です。

フレットは全体的に減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの6～7割程度の高さが残っていますので、まだ当分はリフレットの心配も無いと思います。

意外に少ないスクウェア・ショルダーのC&Wです。

値上がりが激しい60年代ギブソン！

ケースは汎用のハード・ケースが付属します。