Martin D-18 1978年製

時代を超えて響く、マホガニーの美しき音色。
70年代ヴィンテージの良質個体。

1978年製 Martin D-18。
シンプルな装飾と落ち着いた風格で、まさにアコースティックギターの“王道”とも言える一本です。

トップはシトカスプルース、サイド＆バックにはマホガニーを採用し、爽やかで力強いサウンドが特徴。
45年以上の時を経てもなお、きれいな状態を保っている非常に良質な個体です。

ペグ交換歴はありますが、外観・演奏性ともに高いレベルを維持しています。
ヴィンテージマーチンを探している方にとって、見逃せない一本です。

サウンドはマホガニーらしい明るく乾いた響きに、ふくよかさと抜けの良さが同居した魅力的なトーン。
指弾きでは柔らかくあたたかな響き、ピックでのストロークではパワフルでレスポンスの良いサウンドが得られます。

バランス感にも優れ、ソロでもバッキングでも存在感を発揮してくれる70年代マーチンならではのサウンドです。

トップ材：シトカスプルース
サイド＆バック：マホガニー
ネック：マホガニー
指板・ブリッジ：ローズウッド
ブレイシング：ノンスキャロップドXブレイス
ナット幅：約42.86mm（1-11/16インチ）
スケール：25.4インチ（約645.1mm）
ペグ：グローバー製（交換跡あり）
ボディ形状：ドレッドノート
ケース：汎用ハードケース付属

コンディション
ペグは交換歴ありながら動作は良好
ピックガードの浮きや剥がれなし
ボディトップ下部に小さな打痕が1箇所のみで、非常にきれいな外観
上品なウェザーチェックがうっすらと入り、ヴィンテージ感を高めています
ネックはストレートでコンディション良好
弦高（12F）：6弦 約2.5mm / 1弦 約2.0mm（サドル高に余裕あり）
フレットはリフレット後、ほとんど弾かれていないようで凹みもなく、9割以上残存

シンプル好きには堪らない、装飾に頼らず、音と作りで勝負する──それがこのD-18の美学。
時代の空気を纏ったような一本を、ぜひその手でお確かめください。
1970年代マーチンの魅力を、いまこそ再発見してください。