Martin D-18 1954年製

とてもよい音がする54年製D-18です。
ガツンとパワフルでストレートに鳴ります。
軽く弾いてもすぐに反応し、いつまでもサスティーンが続きます。

トップは風格のある色に焼けたシトカスプルース。
サイドバック＆ネックは美しいマホガニー。
ヘッドプレート、指板、ブリッジは杢目の美しいハカランダ。
ヘッド形状は５０年代のそれとわかる、ハカランダ指板、丸いペグ、金色マーチンロゴ。ネックヒールの三角が小さくてかわいいです。

ネックはソフトVシェイプで握りやすく多少の修理歴あるものの、全体的にはキズが少ない美品ビンテージです。
約43mmナット幅、ノンスキャロップドXブレイシング。

フレットはリフレットされてからほとんど弾かれていないようで、気になるような凹みも無く、ほぼ10割の高さが残っています。

全体的に小キズや上品なウェザーチェックが入っていますが、
70年近く前に作られたビンテージ・ギターとして見れば、
取り立てて気になるような箇所は無いかと思います。
詳細は以下のとおりです。

トップのクラック修理は数箇所ありますが丁寧に修復されています。
サウンドホール周りに弾き傷少しあり
トップにクラック修復数箇所あり
うっすらとした上品なウェザーチェックが入る
オリジナルピックガード剥がれなし
バックに縦10㎝ほどの少し目立つ浅い傷あり
エンド塗装に少し白濁あり
ペグ動作問題なし

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、
現状での弦高は12フレット上で6弦側2.9ｍｍ、1弦側2.0ｍｍ程度のセッティングになっています。
現状6弦側は気持ち高めで、サドルにはもうほとんど余裕はありませんが、弾いた感じは数値程の高さは感じず、普通に弾き易いギターです。

ケースは汎用のハードケースが付属します。

気になる方はお電話ください。
080-5080-8228

コンディション：3[EX-]年代から見てほぼ標準的な状態
製造年： 1954年
ボディー：D
トップ： シトカスプルース
サイド＆バック： マホガニー
ネック/フィンガーボード： マボガニー/ブラジリアンローズウッド
ヘッド付き板：　ブラジリアンローズウッド
ブレイスパターン： ノンスキャロップドXブレイス
チューナー： クルーソン
ブリッジ： ブラジリアンローズウッド
スケール長： 25.4"(約645.16mm)
ナット幅： 1-11/16"(約42.86mm)
ケース： 汎用ハードケース
修正：
トップクラック・補強 修正数箇所あり
・PG内側のラインに沿って
・PG上、1弦側の肩寄りの箇所に5㎝程
・指板から2.5ｃｍくらいの両サイド
・下部右下縦に１箇所