Santa Cruz　Model D/E　1999年製

サンタ・クルーズの99年製のモデルDです。
サイド・バックがローズウッドのドレッドノート。
パワフルでありながら優しさもあるサウンドを味わえます。

弾きやすく、とてもよく鳴ってくれます。

アメリカ・カリフォルニア州のサンタ・クルーズに工房を構えるサンタ・クルーズ・ギター・カンパニー。
名匠リチャード・フーバー氏が1976年に設立したアメリカを代表するブティック・ギター・ブランド。
現在は日本ではあまり流通量が少ないですが、世界的にも高い評価を得ている素晴らしいブランドです。

反応が良く艶やかで透明感のある美しいサウンド！
バウンと弾むような豊かな低音です。
パワフルながらしなやかな美しいサウンドを響かせます。
指弾きでは、倍音に包まれたサウンドが得られます。

トップはシトカ・スプルース、サイド・バックはローズウッド。
マホガニーNECK、エボニー指板＆ブリッジ、フォワード・シフト・スキャロップ・ブレーシング、実測43.28mmナット、25.4インチ・スケールのドレッドノート・ボディー。

ネックは薄めのUシェイプでとても弾き易いです。

コンディションは、キズの類は少なめで、年式から考えると美品コンディションを保っていますが、リペア歴があります。
まずボディー・トップのセンター接ぎ部が一度剥がれて再接着されています。
ブリッジ下からエンド部まで接着修理されています。
かなりピタッと戻っていますので、見た目はほとんど気にならないです。
しっかりと接着され、裏からは補強も打たれていますので強度上の心配はありません。
ネックの8フレット裏辺りに塗装のスタンド負けがあったため、タッチ塗装にて修理済みです。
その他にも小キズやスレなどもありますが、年式から考えるとキズも少なく、かなりの美品コンディションだと思います。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート。
現状での弦高は12フレット上で6弦側2.2ｍｍ、1弦側1.7ｍｍ程度と弾き易いセッティングです。
サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。
フレットは一番減っている箇所でも8～9割程度の高さがあります。

サンタ・クルーズは、弾いてみれば完成度の高さが感じられるギターです。

個人的に最近、サンタ・クルーズのギターにとても興味が湧いてきいています。
とてもよく鳴ってくれて、いつまでも弾いていたくなります。
プロのミュージシャンが手に取る理由も納得です。

ケースは少し古めの汎用のハード・ケースが付属します。

コンディション：3+[EX]年代相応で標準的な状態
製造年： 1999年代
ボディー：　ドレッドノート
トップ： シトカ・スプルース
サイド＆バック： ローズウッド
ネック/フィンガーボード： マホガニー/エボニー
ブレイスパターン： フォワードシフト・スキャロップドXブレイス
チューナー： グローバー・ペグ
ブリッジ： エボニー
スケール長： 25.4"(約645.1mm)
ナット幅： 実測 約43.28mm
ケース： 汎用ハード・ケース